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2022.08.19
【SC.SS.22 =スペシャルな平織りの芸術】
“SC”
スペシャル(特別) な スクエア(平織組織) の クロス(生地)
端的に述べますとその略です
本日は
シーズナルカラー
*レッド
*セージグリーンを加えて
定番の*ホワイト
*ブラックもリストック完了
SCシリーズ
シャツ2型 ボトムス1型
(半袖シャツは後日入荷なので省く)
2022年春夏のラインナップを掲載します
“サイレントビリー”
最もシンプルで
最も上品で
最も愛せるシャツ
ビリーの名は
BNBドレスアップマインドの表れ
パーティシーンなどでもキマる
カジュアルシャツの最上級を目指して
襟型から全体のフォルム
ポケットや前立ても限界まで削ぎ落とした
引き算の美学が’光るもの
着用者だけが理解出来る
何年も着続けたくなる仕掛けは沢山詰め込んでいます
“スナフシャツ”
高めバンドのスタンドカラー
サイドの大きなポケット
風を感じるゆったりとしたシルエット
キュートな包みボタン
ブランド初期に存在した
スナフシャツとトフビフシャツジャケット
ふたつのアイテムのD.N.A.を融合して生まれた
現行スナフシャツ
数々のファブリックバリエーションの中
最も支持率高いのがSCバージョン
シャツ カーディガン ジャケット
羽織りとシャツの良いとこだけを合体させたムード
年間通して着用可能な素材使いがその理由か
着込む毎 育つ喜びも◎
“サイレントパンツ”
シャツと同素材のボトムス
スピンドルとシャーリングのイージー仕様ウエストに
ベルトループ
ファスナーフロント
マテリアルの輝きに
ありそうでないディテールと
楽なのにキッチリ見えるビジュアルが相まって
毎シーズンサイズ欠けが速い
SCシリーズきっての俊足アイテム
織元を訪れての取材や
YouTubeでのデザイナー解説も
以前に紹介しておりますので
詳細はそちらをご確認いただくとして…
いくら書こうが喚こうが
この素材が放つ
いつまでも触っていたくなる様な風合いであるとか
素朴ながら力強いテクスチャは
画面からでは
知らない方には全く伝えられないのです
それくらい静かな存在
ところが
反して
店頭では
全くブランドを知らない通りがかりの方でも
SCシリーズに手を止める確率がとても高い
これは何故なのか
答えはひとつではない様な気もしますが
確実なのは
得も言われぬオーラが惹き寄せるということ
手に入れられた方の
高いリピート率も特筆
ユニセックスで着ていただけるよう
サイズ展開もワイドレンジ 最大6サイズ
ブルーナボインの展開する定番アイテムは
継続することで
いつでもお好きなタイミングで
お気に入りを追加で増やしたり
改めて手に入れることが出来る様に考えたもの
(定番の白黒は毎回完売してしまいますが…)
とはいえ
絶対的永久持続可能なものばかりではありません
後継者不足や環境の問題
そして
技術的難易度や
効率と対価のトレードオフ問題などなど
様々な理由で
いつ失くなってしまってもおかしくない
刹那的な側面
伝統工芸の様に
貴重な存在を絶やしたくない想いもあり
持続して保たせる意味合いがあります
まず何よりも
愛すべき掛け替えの効かない
クオリティであること
一見地味ですが
スペシャルの名は伊達じゃない
まず触れて
そして着て
手に入れて
時間が経てば理解いただける筈と信じてやまない
そんなポテンシャル
織だけではなく
染も大量生産品とは違う
丁寧で非効率な手法を採り
かといって
手染めや製品染の様な
ムラ感や個体差を前に出したものでもない
普通に見えて
独特な存在感を放つものは
ただ丁寧に
失われつつある手法で生まれる素材を活かし紡いでいくもの
やれオーガニックであるとか
このウールはSUPER100なんたらである的な…
スペックを並べるだけのセールストークでは
絶対に伝えられない魅力は
目の肥えた方に是非とも感じていただきたいところ
過去コレクションのシーズンカラーたちにもご注目ください